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9月になっても、連休中は、甲府駅03:00発広河原行きのバスが運行されていた。 2002年9月21日、登山メンバーは南アルプスへ入った。 |
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8月と同様、大樺沢〜八本歯のルートで、八本歯の稜線に出たのが、09:05。 10:10、北岳の頂上へ上がると霧が出ていたが、気温が上昇していたので、晴れると判 断し、山頂でお昼ね待機。 すると、10:35に富士山がクッキリと見えてきた。午前中に最高気温に達するとそ の日は晴れないことが多いが、10:00すぎてもグングン気温が上がってるときは、晴 れることが多い。まあ、真っ青な青空ではないけど。 |
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北岳山荘脇のテント場から北方に 北岳を見上げられる。 |
テントの南東側には富士山。 |
日本の最高峰富士と、第2の高峰北岳を眺められるキャンプ場だよ。 |
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勝負は夕方からだ。 傘雲のかかった北岳。悪天候の前兆ではあるが、アーバントロート(夕照)のチャンスだ。 じょじょに山肌が赤くなってきた。 |
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上空の雲に夕日が反射して、それ赤い光が山肌にうまく当たればアーバントロート。 条件は揃ってきた。これ24ミリで撮ってるから、上空はかなり拾い範囲にわたって、雲 が夕日を反射させてることになる。 |
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お見事、北岳の山肌は、真っ赤にアーバントロート燃えした。 |
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右下にシルエットが見えるのは富士山。つまり、これは夕焼けと反対側の東側の空。見事 なアーバントロートのときは、東側の空も、こんなピンク色になる。 |
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