海外中南米

乗合バスのデザインへのこだわり




 
ボリビアの乗り合いバス・ミクロの見た目が凝っている。
いろんな色であるだけでなく、1台1台、微妙にデザインが違うのだ。
ラパスの町で見かけたミクロを並べてみた。
 
 
まずは、グリーン系。え、いまだにボンネットバス!という驚きは置いておいて。
グリーンといっても、一見、同じようなデザインなのだが、同じではない。

 
 

ブルー系。やっぱりまったく同じデザインのボディーはない。
 
イエローもいろいろ。ただ、同系色でまとめられているところは共通だ。
この微妙なデザイン違いにはこだわりがあるのか、路線によって違うのか。謎だ。
1台1台、手で塗装するから、塗装担当が芸術感覚を発揮するのだろうか。
1台だけ、赤青バージョンを発見。右のはトルフィーという乗合い自動車。
こっちは、中古の日本車にペタペタ行先ステッカーだの屋根の表示だのが賑やかだがボディーはシンプル。
メインの交差点に差し掛かると、車掌(?)がおもむろにドアを開けて
行先を叫んで呼び込みを行う。すごいね。これ、走りながらだよ。