東長崎外(国内)北海道

北方自衛隊駐屯地祭選集1

(写真/文:神博行)



完全装備の自由降下の空挺隊員

平成22年も自衛隊の駐屯地祭を巡った。
いつも自衛隊のイベントへは一緒に行くおやじさんが居て二人であちこち回ってい
る。
11偵察隊の車輌


駐屯地祭の記事は毎年書いても新鮮じゃないし、同じ内容でもつまらないので積極的
には描いていなかったが、駐屯地祭へ行くと「これも東長崎機関に載せるの?」と期
待を込めて言われることが多くなった。
狙撃手と士魂の90式戦車


個人的な人物の紹介はちょっと無理なので、面白い話があっても書いていなかった。
駐屯地祭は基本的に取材申請せずに入場しているが、たまに取材申請して入ることも
ある。
しかし取材申請せずに自由だと早くから駐屯地へ行き良い撮影場所を確保しなければ
ならず結構大変だ。
士魂の装甲装輪車


平成22年7月現在まで、真駒内、旭川、豊平、北千歳、東千歳、苗穂などの各駐
(分)屯地などを巡った。
最初は苗穂分屯地からだった、毎年北海道で一番早くに行われるのだ。
自転車を漕いで行った。
苗穂分屯地の装備品展示


ここでは補給処ということもあるが、施設科の補給処なので施設器材が毎年多いが今
年はちょっと違った。
まず各種天幕の展示は他では見ることがない。
分隊用天幕は戦車乗員も使う


現役時代にお馴染みであった天幕だが、分隊用天幕など一般人には余り見ることが少
ないものまであった。
バラキューダまで天幕の上に張っていたが、ちゃんと天幕の形が解らないようにして
いたのは感心した、基本だけどね。
業天2号


真駒内駐屯地までは歩いて行った。
旅団化され2周年、総合近代化旅団と改編されたが、整列した各部隊の隊旗を見てか
つての大隊が中隊へ縮小され、隊旗の2本線の大隊は戦車大隊とか偵察隊くらいしか
ない。
特科連隊も特科隊と3本線(隊長が1佐)の隊旗で連隊旗は普通科の3個連隊だけ
だ。
銃剣格闘をする第10普通科連隊


10普連(滝川)の銃剣・徒手格闘は圧巻であったが、観閲台の前での展示だったの
でよく見えない。
しかし空包射撃のタイミングがつかめず撮影できなかったのは悔やまれる。
北部方面輸送隊のトレーラーに積載された90式戦車


北部方面輸送隊の行進で90式戦車を砲塔と車体を分離せずに積載していた。
しかし戦車が走行姿勢じゃなく戦闘姿勢で積載していたのも含めてかなり珍しいシー
ンとなった。
北部方面輸送隊自慢の大型トレーラーは90式戦車も積載運搬が出来るのだ。
普通科隊員(真駒内駐屯地)
士魂の戦車前に散開する普通科隊員
苗穂分屯地にて高射特科
対舟艇対戦車隊も来ていた