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サッポロビール園 札幌市内で赤れんがの観光名所と言えば旧道庁の赤煉瓦庁舎が思い浮かぶが、サッ ポロには明治以来の建築物としてサッポロビール園があるのをご存じだろうか。 札幌市内の積雪が無くなり、まだ肌寒い初春、東京ではとっくにサクラが散り、北海 道では桜の開花などまだまだ先の頃であった。 |
土から生えた煙突? サッポロビール園へ行くと、不思議な煙突が生えていた。 カブト煙突と言うらしい、明治、大正時代にビールを製造していた頃に、原料の大麦 を麦芽するのに熱を逃がすための施設にあった煙突であった。 |
ビール工場のシンボル「カブト煙突」 ビール工場のシンボル的な煙突であったらしい。 「カブト」は麦芽を作るのに熱を逃がす煙突に、雨などで麦芽を濡らさないように付 けられ、風見鶏のように風向きでくるくる回しながら使っていた。 |