旭川駐屯地


２０１０年６月１３日は旭川駐屯地開庁６０周年記念祭であった。
旧旭川第７師団練兵場跡地に現在の陸上自衛隊第２師団はある。

ブルーインパルス


中学生の頃に駐屯地祭に来たのが初めてだった。
北鎮記念館に来るのも楽しみであったが、模擬戦で戦車の空包の射撃が腹にズシンと
きてその迫力に驚いたものだった。
旭川駅から駐屯地まで徒歩で行ったのも若かったな・・・。

私にとってはなじみの深い駐屯地である。
入隊時旭川地連に集められ札幌の教育隊へ出発したのも旭川だったし、入隊前の入隊
希望者のイベントで地連のおじさんに連れられて旭川駐屯地へ来て、防衛大学１期出
身の地連部長が講演し、「満州から引き上げの時、親にはぐれてそれ以来会っていな
い。軍隊の無くなったらどうなるか身をもって知った」と言う言葉は今も覚えてい
る。

１１戦車大隊時代にも１１戦車大隊の幹部現戦で、２師団講堂で「７師団の歴史」の
講演を行った。
「ノモンハン事件における対戦車戦闘」についても語った。
故目加田祐一氏も講演して下さったのもここであった。
残念ながら旭川での勤務はしていない。

１２日の予行でブルーインパレスを撮影するが、逆光で眩しい。
本番は午前中なので逆光じゃないが「飛行機は難しい、自信ないな」と思った。
広角レンズは持ってないし、スモークで描くハートなんてカメラに収まらない。

１３日にいよいよ６０周年の旭川駐屯地祭、朝から駐屯地前には長蛇の車の列。
私は途中で下車し北海道護国神社へ行く。
長蛇の列をひたすら歩いて駐屯地へ入る、今日も暑い。
師団広報室へ行き広報室長へ挨拶、装備品展示を見ていたら地本の広報幹部に声を掛
けられる。
「音楽祭は興味ないですか？」と言われるが「残念ながら全く興味ありません」と答
える。
音楽祭では記事にならない。

指定された座席に座る報道関係者席だが、ＮＨＫと「Ｊウィング」から来ていた有名
な鈴崎氏だった。
鈴崎氏が私のことを知っていたのは驚いた。
また小島氏のＤＶＤを見付けては購入しているという話を聴いてまた驚いた。