|
小樽都通り商店街に掲げられた榎本武揚
小樽には「都通り商店街」がある。
榎本武揚がシンボルらしい。
榎本武揚は幕末に徳川の幕臣であり、開陽丸艦長として、北海道へ脱走、蝦夷共和国
の総裁として選挙で選ばれ、箱館戦争で官軍に敗れた。 |
|
小樽都通り商店街
その榎本武揚が何故?、もちろん幕臣の榎本は江戸っ子である。
小樽の繁栄に多大な影響を及ぼした人物であるという。
北海道に縁が深い人物ではあるが、箱館戦争後も北海道開拓に尽力し、小樽の街の発
展に寄与
したのだ。 |
|
小樽弁を榎本武揚が説明する解説版
通りの商店には「北海道弁」が榎本武揚のキャラクターを使い例文で解説されてい
る。
読むと「ええっ、これって北海道弁なの?標準語だと思っていた」なんて言葉もあっ
て、しみじみ私は骨の髄まで北海道人なのだと再認識された。 |
|
「小樽都通り百年物語 小樽弁」から幾つか紹介したい。
「ばくる」は「交換」することで、子供の頃よく使ったが、そう言えば最近は使って
いないな。
「げれっぱ」は「最後」これは競争などでビリになる時に使う、これも最近聴かな
い。
「おばんでした」は「こんばんは」で、これは標準語だと思っていた。
北海道弁も考えてみるとあまり使われなくなっている気がする。 |
|
アーケードにも北海道弁を紹介している
棒のことを「ぼっこ」と言ったり、「ゴミを投げて」と言ったらゴミを捨てることだ
が、北海道以外では通じない、本当にゴミを投げつけられたことが自衛隊時代あっ
た、日本語でも所違えば意味も変わる。
手袋は「履く」だが、これも「つける」のが標準語らしい。
「しばれる」なんて表現は標準語では存在しないのではないか?松山千春の歌「旅立
ち」の歌詞に出てくるが、冷えるとか寒いとかの表現以上に寒くて冷えることを「し
ばれる」と言う。 |
|
榎本武揚のあやかり石像
「あやかり武揚さん」のような触ると御利益がある石像はもう定番だね。
なんか懐かしい気持ちになれる小樽都通り商店街も小樽を観光した時に寄ってみるの
もいいね。 |