東長崎外(国内)北海道

大破した電話ボックス

(写真/文:神博行)



大破した電話ボックス


 昨今は携帯電話を持っていて当たり前、持っていないと「どうして携帯を持ってい
ないのですか?」と聞かれてしまうくらい、携帯電話を持たない人は少数派というよ
り、天然記念物に近い存在となっているようだ。
そんな時代のためか街角で公衆電話が姿を消している。
電話ボックスなんてまず探しても見あたらない。
「確かあそこにあったな」なんて思っても昔の話である。
私を含め、私の周辺で携帯電話を持たない確率はとても高い、だから私は携帯電話を
持っていないし必要もない。
だけど、携帯の番号を教えないといけない場面にはとても苦労する、訳を聞かれるか
らだ。
そんな時代に貴重な電話ボックスが破壊されていた。
車が特攻攻撃をしたのか、それとも自爆テロか、何者かが電話ボックスに対して前世
紀の遺物なんて目障りだと攻撃したに違いない。
大きく傾き窓の割れた電話ボックスは無惨だ、この電話ボックスは復旧されるのだろ
うか?。
電話ボックスも天然記念物のように保護しないと絶滅してしまうかもね。