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「愚痴と悲鳴はやめよ」はレンジャー教育の基本
よほどの事情がない限り25歳過ぎで「レンジャーに挑戦」するとは言えない雰囲気
があった。
また36歳まで挑戦できるとはいえ、ある程度年齢を重ねると階級的にもプライドも
高くなるため、年下の助教から指導されるのはかなりきつく辛いものになるのは間違
いなく、若い内に鍛えられる方がいろんな意味でも楽であろう。 |
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作戦計画と経路を書くレンジャー学生
現在のレンジャーもやはり高年齢化している感は否めない雰囲気であった。
それでも、「やる気」は若年齢の学生よりより一層強く、覚悟も出来ての挑戦であろ
う。
レンジャー養成は訓練だけに目が向けられるが、それではレンジャー養成の氷山の一
角だけしか見ていないことになる。 |
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作戦計画を教官に提出する学生
レンジャーの養成は氷山の見えない海中に没している部分こそが、本当のレンジャー
養成と言えるのである。
どんなに優秀なミリタリー取材をなされる方でも取材できない領域があるのである。
だから訓練部分での厳しさしか目が行かないのである。 |
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レンジャーの隊容検査を受ける学生
日々の日常生活を含めた全てが「レンジャー」なのである。
ここで詳しい事を書くことはしないが、自衛隊を知る者と知らない者とでは、決して
伝えられない壁があるのだ。
厳しい訓練と日常に耐え乗り切った者だからこそレンジャーバッチを付けた者を尊敬
できるし、レンジャーバッチも輝いて見えるのだ。 |