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イングーシ日本人、裁判へ出頭直前の肉声より




東京シネマ新社代表取締役の岡田一男氏によると
ロシアでのメディア露出は以下のようである。

「11月の30日の裁判は、インターファックス・イタルタスなどで報道され、
TVでは第1チャンネルが裁判所に出頭した彼を放映しました。
ウェブ上に配信された動画像で彼の姿も確認できました。」
11月30日、裁判は、1時間だけ行われたが判決までは至らず、後日へと引き
の伸ばしをされる。


12月1日、裁判は行われなかった。


12月2日、20:20(日本時間)東長崎機関加藤とイングーシの常岡浩介
が電話で通じる。

以下、内容(たぶん、ロシア側も盗聴してるよね)

1)裁判への出頭は、ホテルまで警察が来て護送される。

2)尋問してくるのは、内務省の者もいるのだが、
  管轄は、連邦保安局(FSB)である。

3)裁判は、無許可取材についての判決を待つわけだが尋問の内容は、
  全然関係のないこと(たぶん常岡氏の取材過程?)ばかりである。

4)日本語をほぼ完璧に理解できている係官がいて、過去の常岡氏の発表媒体な
  どを把握した上で尋問をしてくるのだが、その係官が通訳などをしてくれる
  わけではない。

5)常岡氏が共同通信に電話をかけるときに助けてくれた警官は、その理由で、
  連邦保安局に殴られた。

6)常岡氏は、8年間刑務所入りにするぞと脅迫されたとのこと。
  (原則としては、罰金とロシアへの再入国制限くらいのはず)

7)日本大使館は、ロシア外務省に「条約違反だ」と強く抗議をしているが、ろ
  くな反応が返ってこないとのこと。連邦保安局はロシア外務省など相手にし
  ないのかもしれない。


約20分間の会話をしたところで、裁判へのお迎え警官がきたので、電話は
チャッチャと切った