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ロシア・イングーシの日本人調査、格上げ




11月27日、23:00(日本時間)
モスクワの日本大使館からの電話が常岡浩介氏へ通じる


11月28日、20:00(日本時間)
イングーシ電話局から浩介氏が、ツネママ(浩介氏の母親)に電話が通じる。
衛星携帯電話不許可所持の件は決着がついて、罰金約4万円を支払った。
しかしその後、取調べは、内務省から連邦保安局の手に移り、つまり、これは、
取調べを格上げされたということか。


11月29日、20:30(日本時間)
イングーシ電話局から浩介氏が、ツネママに電話が通じる。
連邦保安局による尋問は、終わりが見えない雰囲気になってきた。常岡氏の泊ま
るホテル・ウユドに電話をかけてみても、まったく繋いでもらえない。日本大使
館もなかなか電話を繋いでもらえないようだが、とりあえず、浩介氏との連絡は
 確保している。


11月30日、21:00(日本時間)
常岡浩介氏は、「取材許可なしでの取材活動」に対する裁判のため出頭の予定。
3度目の裁判は連邦保安局に格上げの状態で行われるらしい。

常岡氏は、ホテルで足止めをされ、毎日、連邦保安局に出頭して尋問を受けてい
るので、身柄拘束や監禁には当たらないためか、事件発生から11日、東長崎機
関で発信してから9日がたっても、マスコミには相手にされないね。
ロシア政府は「身柄拘束や監禁にあたらないから」っていう点をうまく使ってる
のかな。

身体的痛みも与えず身柄拘束もせず大使館と連絡も取らせての尋問だと、人権侵
害や邦人保護の観点からのクレームはつけれないとか。新手のやり方?