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ロシア・イングーシで日本人の裁判、迫る





常岡浩介氏が、ロシア南部カフカスのイングーシ共和国で
秘密警察に逮捕された。

常岡浩介の最近の足取り

2004年11月13日、イングーシ共和国・ナズラン入り。
11月19日、モスクワ行きの列車チケット購入のため駅へ出向いたところを秘
密警察に逮捕された。

それから、日中は、警察で取り調べを受けて、夜にはホテル・ウユドへ戻らされ
るという形が続いている。
ホテルに戻ってみると、パソコンの中身はすべて見られていた。パスワードも解
除されていたという。

11月22日に、裁判になり、即決で判決が出る予定。

起訴内容は、無許可で衛星電話を持込んでいたということらしいが、これだけで
済むのかどうか? 

イングーシ共和国内のインターネットはすべて閉鎖されていて、ホテルの電話も
使えず、電話局から彼本人が電話をしてきたのが、やっと日本に通じた。
              (日本時間11月21日、午前01:20)

11月24日に、常岡氏の外国人滞在登録期限が切れるので、それまでに無事に
モスクワへ戻れるかどうかが、第一関門です。