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ぐるぐる音戸の瀬戸




平清盛が切り開いたことになっている海峡、音戸の瀬戸。
(ただし、縄文時代からの記述がある呉市Webサイトの「呉市の歴史」には「平清盛」の文字は見当たらない。)
      
 
期限の日、開削工事が終わらないのに日が暮れそうになったので、
清盛が扇で太陽を空に戻して無事に工事を終わらせた。ということで、
音戸の瀬戸を見渡せる高烏台で、今でも清盛が太陽に向かって扇をかざしています。
(広島の観光パンフレットには、「日招き」の日が1165年7月16日と記載されている)

平清盛日招像の足元には兵舎跡もあります。
2011年12月3日で開通50周年を迎えた音頭大橋。
 
高いところにあるので、山の上同士を結んでいそうだが実は
海岸沿いの道からぐるぐる上って渡るのだ。
ふつうなら、橋はこんなに高くしないけど、どうして?
 
軍港だった呉港の瀬戸内海への出口のひとつなので、
1000級の船を通すため橋は海上から高くなければならない。
船の通れる幅は60mしかないから、橋の中央を高くすればいいというわけにもいかない。

そして、両側の陸地は橋のために場所はあけられない!ということで、
両側がぐるぐるスパイラルになったんだと。

潮の流れが早くて、渦潮もぐるぐるしています。
通行料金は30年で回収する予定だったが、早く回収できたので
13年後に通行無料になっている。無料になる予定が予定のままの
ところも多いのにね。
(上の写真は、料金所があったころ)
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色は、平清盛つながりで厳島神社と同じ赤。

呉の対岸の倉橋島側のぐるぐるを降りたところにある
うずしお館に解説があります。
2012年1月中旬から1年くらいは、大河ドラマ関連で
大規模な呉ロケで使った展示物があったり、
宮島との間に船の直行便ができたりするらしい。

続く