中国/四国 | ヒマヒマ

大和のふるさとで注目される場所




2階通路から、何故かみんな左を見ているね。いったい何が?
なにかと思ったら、フツーのビル建築現場。
ここは、大きな船建造現場のほうが多い広島県呉市。
ビル建設現場かと思って見上げると、船だったりする。
だから、ふつーのビル建築現場のほうが思わず足を止めたくなっちゃうのかもね。
戦艦大和の作られた場所もまだ残ってる。
大和のふるさと、と書いてある巨大倉庫みたいなところね。

今は、みんな見て!という対象だが、製造中は極秘事項だったので、周囲を高い塀で覆って
山の見晴らしのよいところに憲兵がいっぱい見張っていて、大和のほうを見てると捕まえら
れたらしい。
が、周りは山なので、山を下って軍需工場に向かう女学生は巨大な船作ってるな〜というの
が見えてたって。

>
大和ミュージアム(呉市海事歴史科学館)からも見えるので、見学に来ていた
自衛官たちが説明員から「あそこで作ったんです」と説明を受けていた。
左端の巨大倉庫が大和のふるさと。

大和ミュージアムは、戦争の悲惨さを訴える系ではなく、日本には珍しい戦争歴史博物館。
大和巨大模型の隣室に人間魚雷が展示されていたり、その後に使われている大和の技術が
体験できたり、宇宙技術までフォローしている。

日本全国でイルミネーションが輝く季節だが、呉のイルミネーションはロマンの種類がちょっと違う。


夜の街に輝くのは平の清盛と、大和をはじめとるす軍艦たちだ。
大晦日は、除夜の鐘の代わりに軍艦の汽笛が響く。

宇宙戦艦ヤマトのミュージアム「ヤマトギャラリー零」もあることだし、
呉線の電車到着&発車メロディーもヤマトのテーマにすればいいのにね。

続く