１９６５年に国連が訪問者用に作った展望台「自由の家」から見える国連側(右)と
北朝鮮側(左)の見張り小屋。どこまでも国連カラーで。

国連軍と北朝鮮軍の共同警備区域(ＪＳＡ)。以前のように、訪問者が建物外の境界線まで
近づくことは出来なくなっている。映画「ＪＳＡ」みたいに、観光客の帽子を北朝鮮兵士
が拾ってくれるなんてことはないのだ。

青い小屋のひとつ軍事停戦委員会会議場の内部。テーブル上の国連の旗から
連なるマイクのおいてある場所が南北の境界線。会議のときは、この境界線
テーブルで南北が対峙した。という記念写真スポットだ。

韓国側からの訪問客が入ってるときは、韓国軍が警備してる。記念写真モデ
ルも兼ねてるから、韓国軍よりすぐりのイケメンなのかも。

テコンドー・ポーズの後ろのドアは北朝鮮からの入り口。（ここの地面は北朝鮮）
北からのツアーが来るとドアを外からたたかれて追い出されちゃう。

観光客が順番に記念写真撮ったり笑わせようと試みたりしたくなるのは、バッキン
ガム宮殿衛兵みたいだね。この直立不動のポースは、かなりキツいので、４０分く
らいで交代するらしい。ちなみに、外をうろうろ警備してる兵士たちは、休憩をは
さんで３時間ずつの体制だから、ずいぶん差があるね。まあ、モデルも兼ねてるし。

ところでこのサングラス。相手をじろじろ見ていられて、自分の目は見えないメリッ
トがあるからだそうだが、ずっとかけてると光に弱くなりそうじゃない？

寂しいことに、北朝鮮側の警備は、板門閣の入り口に一人しか見えなかった。