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2000年1月から、日本と元日本の領土の旅をここ3年あまり続けていた。 そのシメとして国後島行きに挑戦した。 サハリンまで行ってそこからは船。 出航予定日から2日遅れ、船に乗り込んでからまだかまだかと3時間待ってやっとの出発。 10月24日のこと。 乗ったのはロシア船マリーナ・ツベターエワ。120人乗り4575トン。 通訳の李ユリアちゃんとの二人旅。 時化て時化てそれどころじゃなかったけどね。 食事はロシア食。紅茶は毎回冷たくてがっかりした。 船内徘徊。なぜかドアには日本語が。。。。この船サハリン〜小樽航路にも使われるんだとか。 「国内旅行」のつもりが船内はやはりロシアの船。日本人はオレだけ。 「ごめんなさい。こんにちわ」日本語で呼びかけられたが意味は如何に。 翌朝デッキから山が見えた。国後島の北端の爺爺岳(1822m)だ。 反対側のデッキには択捉島の南端ベルタルベ山(1221m)だ。 予定していたルートは知床経由のはずだけど。。。。 果たしていつになったら着くことか。 (西牟田 靖) |
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