公安調査庁を２０１７年３月に退職した西弘道さんの
公安暴露トークライブ（公安バー）が、エデンで開催された。
西さんの持ってきたペーパー資料はこんなに多かったよ。
参加者には赤旗新聞記者、小説家、漫画家、警察叩き寺澤有など。  

東長崎機関に関する公安調査官の言葉も


質疑応答の中では、カトケンから「週刊誌などに掲載される記事中にある
『公安関係者によると〜〜』というものは、公安の組織の側からの意図的
リークとかもあるんですか？」と訊いた。
すると、西さんが喋るのを遮って観客の１人が「私、週刊誌の編集の者ですが、
公安は、まったくなにも知らない。我々メディアの方がよく知ってます。公安から
のリークなんて内容に価値ないですから・・」と熱弁を。
なるほど、これだから、メディアの質が下落してるんだな、と感じさせる一幕だ
った。人から情報を聞こうとしないで「俺様が一番なんでも知ってる」という
週刊誌様の姿勢。これじゃ、ロクな内容の記事にはならない。雑誌が売れない
のは、ネットのせいばかりでなく、編集者のこういう姿勢もかもね。
質問での突っ込みをされなければ、政府官僚側は助かる。「はい、そうですね、
我々よりもメディアさんの方がなんでも知ってますよ」と回答すればいい。

２０１７年９月７日、イベントバー・エデン
東京都豊島区千早2-18-4