活動メディア関係のトピックス

旅行人最終号と遊星通信の情報力




蔵前仁一さんの雑誌「旅行人」の最終号に、戦争屋カトケンも寄稿させてもらえ
ました。 
カトケンと蔵前仁一さんのつきあいは、遊星通信が、発行部数200部くらい
だったころから。出会いは、1992年4月のイスタンブール。

蔵前さんの凄いところは、旅行雑誌の編集長でありながら、カトケンの戦場旅行
記を大切に扱ってくれたこと。「戦争なんてけしからん!」という気持ちはあっ
たかもしれないが、それ以上に、旅人としての「戦場ってどんなんだろう?、ど
うやって行くんだろう?」の好奇心が強かったのではないだろうか。

全20ページしかない当時の遊星通信で、カトケンのユーゴスラビア突撃紀行が
表紙も含む巻頭7ページにも及んでいた。
(この遊星通信・29号は、かなり高いマニア価格でないと入手困難とか・・) 
そして、旅行人最終号では、ニカラグアのジャングル戦。正しいメディア誌では
なかなか描けないことも書けました。それは、旅行人だから。
この最終号は、旅行人執筆陣の大集合特別記念号の様相なので、たぶん、さっさ
と完売品切れになりそうですね。

旅行人最終号 
前述の遊星通信の凄いところは、リアルタイムで、このボスニア紛争マップを載
せたこと。日本の正しいマスコミ媒体ではこの地図はまだどこも掲載できていな
かった。それは、旅人として行かないと描けないマップだから。

そして、以下は、良い子のための旅行本としては禁じ手。
世界初の戦場突入ガイドブック。有名になった「サラエボ旅行案内」よりも
1年8か月先に出てます。しかもボスニア全土を網羅。 
この旅行事情は、1992年11月24日の状況です。