「化学兵器の全貌」
（三修社アリアドネ企画）

ＩＳＢＮ４−３８４−０３１１７−３

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　医療専門誌記者を経て、軍事戦争をテーマとするフリージャーナリストになっ
た村上和巳氏にとって、最高のテーマ、化学兵器。
　化学兵器の威力と効果、種類、特徴から、各々の戦闘で使われた事例について
も、詳細バッチリだ。第１次大戦、日本軍の化学兵器から、ベトナム戦争の枯葉
剤、イランイラク戦争、オウム事件、モスクワ劇場占拠事件、他にもエチオピア
戦争など事例と分析は、多すぎるほど多い。
　そして、東長崎機関の加藤氏がチェチェンで食らった化学兵器についても、そ
の症状から「アダムサイトか？」と分析。