旅行作家の岡崎大五氏の新刊「添乗員狂騒曲」は、シリーズの何作目にあたるのかな。
これだけシリーズ化されて続いてるところ、根強い人気を現しているね。

「添乗員狂騒曲」
  
 著者：岡崎大五
 角川文庫ＩＳＢＮ４−０４−３６５４０３−０
 

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＜感想１＞
お得意の添乗員シリーズ。いつものように、ちょいとクセのあるツアーでのてんてこ舞
ぶりと旅先各地の説明がほどよく入ってる。数々の事件に遭遇するのだが、なぜか安心
して読めてしまうのがミソ。いろいろ問題はあっても、皆、結局いい人なのである。ツ
アーには、いつも人情ドラマが溢れているのだ。こんなドラマを夢見て、今もどこかで
ツアー客がホロっとしていそうだね。

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