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「攻撃か、それとも自衛か」



攻撃か、それとも自衛か
	  ―自衛隊・米軍・戦場最前線からの報告」
  ISBN4-87798-184-5
  現代人文社
  
<本屋さん>
・amazon.co.jp
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I  実践化しつつある自衛隊
   1. ハイテク導入の近接戦闘訓練
   2.自衛隊 vs.米軍、実戦度徹底比較
   3.実戦下の兵士と自衛隊、徹底比較
   4.海上および航空自衛隊の実力
II 戦場の現実 -- 戦う生き方を選んだ男たち
   1.戦友が死体となる瞬間
   2.政治局員の孤独な戦い
   3.国なんて信じない
   4.サラエボを攻撃する指揮官の苦悩
   5.優秀な指揮官の条件
IIIアメリカはこうして戦争を起こす
   1.コソボ紛争再燃の真実
   2.NATO空爆の舞台裏
   3.脚光を浴びない戦争
   4.イラク戦争
IV 危機感を煽る論調のカラクリ
   1.紛争は減っている
   2.北朝鮮「脅威論」
   3.北朝鮮を一人旅できた頃の思い出
V  愚かな国は戦争をやらされる   
   
 
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 <感想2>
 
 すげー面白い!
なにがいいって、湿度低い文章がいい。
なんかこう、おセンチじゃないところが。
今まで読んだ戦場ルポの中ではいちばんおもしろかった。
なぜかというと、「こういうところなら私も行ってみたい」
と思えた唯一のルポでしたので。
こう、なんというか所々「好きこのんで戦争をみにきている」と言う立場を明らかに
しているところがいい!
ヘンなイデオロギーとかないし。

すばらしい!
くりかえしよみましたよ。

他の立派なジャーナリストさんたちにもみならってほしいところです。
おもしろかったわー。
        (Mimhtmnirr)
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<感想1>
「愚かな国は戦争をやらされる」「アメリカはこうして戦争を起こす」といった戦
争発生の仕組み--戦争についての勘違いを解き明かしてくれる章が、説得力がある。
そのほか、「戦争の現実--戦う生き方を選んだ男たち」の章では、戦場で出会った
男たちの人間像が描かれていて、戦争を実行している人間の様々な心理状態をあぶ
りだしている。そこには、平和な日本で、メディアや映画を通じて得た印象とは違
う発見があった。作られた話よりドラマチックなエピソードもあり、読み物として
も面白く読めた。そして「戦争とは何なんだろう?」と考えさせられる。(ミゲール)


続く