活動出版関係のトピックス


自衛隊の秘密作戦

「自衛隊の秘密作戦」三修社アリアドネ企画

ISBN4−384−02986−1


226ページ中96ページが東長崎機関メンバーのだ。
写真は、152枚中、85枚。
<感想>
タイトルの「秘密作戦」とは、自衛隊がヒミツにしているのではなく、
報道されないから結果的に秘密にしてるのと同じ 、ということだった。
防衛費について騒いでるわりには、見栄えのするネタを求めて、結果、
本当に目をつけるべきところ・本質、が置き去りにされているのは、
なんとも皮肉だ。
秘密じゃない「秘密作戦」を読み進むにつれ、表面的な情報で安易に判断
を下し、誤った方向へ流れされてしまうことの危険性を考えさせられた。
この本自体は、自衛隊論でもメディア論でもなく、具体的なエピソード中
心でわかりやすいので、眉間に皺をよせて読む必要はないのだが。
                                                       (ai)