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ブラジル・ドキュメント映画の試写会券が、 東長崎機関に来た。 ブラジルで、デモによる大衆運動によって政府に 政策転換をさせ、つまり成功体験をした高校生たちの 内側からのドキュメント。南米ラテンのノリなので、 明るく楽しくやる空気感。 反政府抵抗運動が一気に広がる空気感をよく表して いるのは、彼らが世慣れてない若者だからか。テモの 先頭を歩くことに躊躇するホンネも、グループ内での 男女のエロい現実も隠さない。 デモは合法的に、一般人に迷惑かけないように やってるうちは威力が無く、一般社会に迷惑をかける 方向になってから、威力を持ち、政府を動かす突破口 となった転換点がこの映画のハイライトか。 ラテンアメリカだなと感じたのは、鎮圧する軍警察 の側にも、サンバリズムのセンスがあったところ。 また、リーダー氏のスピーチのうまさ、プロ芸人か ショーマンの域越え、カンペなしで長いスピーチを よどみなく笑いもとりパンチもあり、これが南米。。 映画「これはキミの闘争だ」公式HP |