活動送られてきたグッズ(書籍以外)

「おやすみ アンモナイト」(バグパイプ映画監督の作品)




オープニングからのテンポがよくて、後半へ意識を繋ぐのに良い編集構成だ。 ローアングルのカメラワークはなかなか好きな構図が多い。特に、高円寺駅前で の飲み会のシーン、どんどん参加者が増えていく様子、時間の流れと雰囲気の変 化をうまく表現しているその秘訣のひとつに、このカメラワークがありそうだ。 酔っ払い視線というヤツなのだろうか。

監督の増田俊樹が、現実に、こういう生き方してた「やさぐれ」なので、自然 と、こういう表現ができるのだろうか、それとも、映画監督としての高等芸術感 性なのだろうか。いずれにしても、距離感やその他もろもろ、かなり工夫をして の賜物ではないだろうか。ただそのまま録ってうまく作れる構図ではなさそうだ。 モテない童貞同盟くんたちは、モテない男のオーラが出てなかった。映画俳優と して適格な人たちには、ギャルギャル未体験のモテない男は なかなかいないのかな。

 いずれにしても、最後まで、ストーリー展開への興味を飽きさせず、1時間40 分が短く感じる映画でした。地域テーマを高円寺・阿佐ヶ谷であるとわかりやす く表現しているのも、観ている側の連想力を広げてくれていい。こんどは、ようこそ、東長崎(豊島区)へ・・

疋田紗也(女優/歌手/グルビアアイドル)と

増田俊樹、バグパイプカトケン、疋田紗也、渋井哲也、昼間たかし
「おやすみ アンモナイト」

2010年1月30日、ユーロスペースで上映開始。

監督: 増田俊樹
脚本: レイチェル・マキ / 昼間たかし

辻岡正人/疋田紗也/黄金咲ちひろ/神楽坂恵/リエコ・J・パッカー/大塚麻恵/安 藤彰則/増田俊樹

増田俊樹監督は、日本で最初の、バグパイプ映画を製作した監督兼俳優。
その日本初バグパイプ映画のメイキング映像の一部