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<感想2>
イヌイットの生活の細かい部分、イグルーの作り方や食事、持ち物などわかるのは良いの
だが、距離感、時間感覚などが掴めない。寒さ感覚もなかなか伝わってこなかった。こう
いう感覚がないのがイヌイット文化なのだろうか? 派手なストーリー展開があるわけで
もアクションで見せるわけでもないのに、3時間を見入れる、これはイヌイットだから?
(ざんしょ)
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<感想1>
初のイヌイットによるイヌイット語の映画。力持ちの兄と足の早い弟の伝説を長老に聞いて
映画化したものだが、ストーリーが世代をまたがってちょっと複雑な上に、イヌイットの人
たちの顔がなかなか覚えられなくて話を追うのに手こずった。それでも、3時間、飽きるこ
とがなかったのだから、これは氷の大地とイヌイットの人々の不思議な魅力によるものかな。
主人公の足の早い弟が、氷の上を真っ裸で走って走って走るシーンがあるのだが、CGかと思
ったら実写のようで、最後のミニ・メイキング場面を見て驚いた。イグルーの作り方や、
とっても本能に忠実でいて厳しいルールのある社会、マトリョーシカみたいな服などなど、
「ここでしか見れない」的なものがたくさんあって、イヌイットに関しては物知りになれる
こと請け合い。
ついでに、会場のカナダ大使館ホールは、スクリーンも大きくなかなかよい設備でした。
(カリブー)
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