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「エニグマ」試写会



「エニグマ」

制作  ミック・ジャガー
監督 マイケル・アプテッド
出演  ダグレイ・スコット
      ケイト・ウィンスレット
      サフロン・バロウズ
原作「暗号機エニグマへの挑戦」
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<感想2>
暗号解読のスペシャリストっぷりを表現するのは、やはり映画では難しかったんでしょう
ね。スパイものとして、戦争ものとして、うまくまとめてた。30年間、歴史の表舞台に
出してもらえなかった人たちのストーリーというが、暗号解読ができるようになってから
の、その功績による成功例は、もしかして、まだ表舞台に出てないのかな? そして、戦
後、潜水艦は艦隊を組んだりせず、1艦で行動する運用方法になりました。   
 
                                                            (きぬたぬき)
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<感想1>
第二次世界大戦中、供給物資を載せた141艘もの輸送船団が、大西洋上でUボートの
群れに接近!という時に、ナチスの暗号機エニグマのコードが変更されてしまった。
暗号を解かなければ、船団が撃沈されてしまう。そんな戦況をひっくり返したとされ
るにもかかわらず、30年間封印されていた解読者たちの功績を、天才数学者ジェリ
コの苦闘と、彼の元恋人失跡の謎を追うサスペンスに仕立てて描いたものだ。ミック・
ジャガー製作とはいえ(?)、最近では珍しいまったくハデさのない静かな戦争&サス
ペンスだが、英国愛国映画ということで観て妙に納得してしまった。

戦時中といっても時間の流れ方が現代とは違う。牧歌的な感じすら漂う暗号解読セン
ター、コンピュータの原型のくせに力仕事やってます!という風情の暗号解読機、ク
ラシックなカーチェイス・・・。戦争も日常生活もどんどんスピードアップして、こ
の先、人間はどうなっちゃうんだろう?と余計なことまで考えさせられてしまった。
それにしても、暗号解読センターのセキュリティは甘すぎる気がしたが、こんなもん
だったんでしょうか。
せっかくだから、エニグマそのものや、暗号解読の過程と緊迫感をもっと出して欲
しかったな。といっても映像が地味すぎちゃうか。

                                               (カラフルボンブ)
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