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文豪にもなったキャパ 「ちょっとピンぼけ」 「ロバート・キャパ作品展」 2002.1.17(木)〜29(火) 大丸ミュージアム・東京(12階) 入場時間 最終日は午後5時まで 未発表のヴィンテージ・プリントや 世界初公開の直筆原稿を含む約150点を公開 |
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ときさゆりさんから「ロバート・キャパ作品展」招待状をいただいた。 ----------------------------------------------------------------- <感想> 大混雑の会場にもめげず、しっかり読んで+観てきた。 昔読んだキャパの著作「ちょっとピぼけ」の一説を織り交ぜながらの 写真150点は、ドラマに満ちていて見応えがあった。 作品の中で印象に残ったのは、ノルマンディー上陸作戦のわずかに残った 数カット、地雷で絶命する直前まで撮影していたフィルムのプリント (世界初公開だそうだ?)、そして、縁起かつぎのため全員がモヒカン 刈りになった米軍パラシュート部隊だ。 でも一番驚いたのは、彼がイングリッド・バーグマンと付き合っていて それをヒントにヒチコックが映画「裏窓」を撮ったというエピソード。 写真より、なぜか彼自身の40年の人生の方がドラマチックに思えた作品展だった。 読み返してみたくなったのに「ちょっとピンぼけ」が行方不明なのが悔しい。 (いつもピンぼけ) |