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「新制作展」

絵画 彫刻 スペースデザイン



第65回「新制作展」

 
東京都美術館
2001年9月19日(水)〜10月3日(水)
 
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<感想>
独創性の限りを尽くした作品も、そういうのばかりがたくさん並んでると、
その独創性に目が慣れてしまう。ただ、感心することは、
「なんで、こういうモノにこれだけの精力と才能を突っ込んでしまえるのだろ
う」
ということ。道具として役に立たないモノがこれだけたくさん並んでいると、
それは圧巻だ。10人くらいが座れそうなイスとしても使えるカボチャみたいな
作品が妙に親近感を感じた。しかし、全体印象として「アートの世界では、役に立たな
いモノのほうが凄いのかもしれない」ということ。だって、役に立たないことを目的に
作れるって凄いことだよ。   (キャピー3号)
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100号以上の巨大な絵画が壁にギッシリで、圧倒される。
美術の授業で描いたような絵、は、あんまり出てこない。
やっぱり、役に立つとか評価されようなどというマトモな目的より、
好きだから、描きたいから描く、造りたいから造る・・・ってのが
遊びの原点だよね。
こんな大きな作品、みみっちいウサギ小屋ではとうてい作れない。
これもマニアの、遊び心のひとつの形かな。         (つきのうさぎ)