<チラシより>
おなかがへったから、オレンジを食べてたんだ。
そしたらね、気がついたらロシアだったんだ。
クマのようだし、おサルのようにも見えるけど、見たこともない不思議で
かわいい動物、チェブラーシカ。初めてできた友だちは、動物園に勤める
ワニのゲーナ(50歳。でもワニの世界ではまだ若輩者とか)。アコーデオン
と歌が得意で、怪盗おばあさんのシャパクリャクにいたずらされたりも
するけれど、みんなで楽しい毎日を過ごしています。
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<感想>
キャラクター・パワーに溢れていて面白かった。
30年前制作の古くささはあまり感じなかった。
話は旧ソ連の子供向けなんだが、ストーリーも演出も
一癖あるのだ。教育的だと思っていたら、いじわるばあさん
も真っ青の強烈ばあさん(しかも美女)は出てくるし、懐が深いね。
観客に子供がぜんぜんいなかったのも、おかしかった。
子供はいなくても、チェブラーシカのぬいぐるみは、
9月まで入荷待ちのバカ売れ状態。
「ロシアだったら、チェブ・グッズももっとたくさん種類が
あるに違いない」と、ロシア行きを検討しているカップルまでいたぞ。
おそるべし「ぱったりたおれ屋さん」
(ちゃぶ台)
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