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「アンチゴーヌ」招待状

「何故黙らせようとするの? 私が正しいということを知っているからでしょう?」
死をも恐れぬアンチゴーヌが貫く信念は―――



   地人会第80回公演
  『アンチゴーヌ』
   紀伊國屋ホール
   2001.6.3 → 6.16



   作:ジャン・アヌイ
   演出:木村光一
   出演:南果歩、未來貴子、有川博 他

   ギリシャ三大悲劇詩人ソフォクレスの「アンチゴーヌ」を
   ジャン・アヌイが現代風に蘇らせた作品。
   
   国に対する謀反を働いたため埋葬してはならないという法を犯して、
   兄の亡骸を埋葬しようとした少女アンチゴーヌは、
   信念のために死を選ぶ。
   王は叔父で、皇太子は婚約者。悲劇の連鎖が始まった。
   


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  <感想>

   あまりにも深いテーマだった。


   いちばん大切なものは?本当の幸せとは?
   信念--真実や愛情に忠実であること vs. 自分の立場と役割。

   自分が作った「掟」に自ら縛られて、すべてを失っていく王。
   真実を口にする者さえいなければ、うわべは平穏なままだったはずなのに。
   そうした行為は、勇気?それとも傲慢?

   何も知らず何にも気づかないでいることが、苦痛を知らずに済む唯一の道なのか?
   いや、苦しみや悲しみを経験するからこそ、真に人を愛し、
   より大きな幸せを感じることが出来るのだ。と、感じさせられた。

   アンチゴーヌの選んだ死という方法には、共感できなかったが、
   いろいろ考えさせられた。
   

   南果歩の意外によく通る声と舞台映えする存在感はよかったが、
   セリフと説明が多すぎて、くどい印象を受けたのが残念。
     

                                                     (lu)

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  <感想>


  今日はとーーーっても疲れていたんだけど、
  この芝居を観たら、なぜか復活しちゃった。

                                                     (hi)

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