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「JSA」
@ ヤクルトホール他
JSA
2000年韓国
監督:パク・チャヌク
出演:ソン・ガンホ
イ・ビョンホン
イ・ヨンエ
キム・テウ
シン・ハギュン
(1時間50分)
ソン・ガンホ舞台挨拶
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(招待状より)
1999年10月28日午前2時間16分。
11発の銃声。2つの死体。
共同警備区域(Joint Security Area)で何が起こったのか。
話題騒然!『シュリ』を越えた韓国映画史上空前のメガヒット!
一触即発・ヒューマン・ポリティカル・サスペンス
ついに日本上陸!
分断された国家の威信を賭けた事件が勃発した!一発の銃弾が謎を呼ぶ・・・
南北朝鮮分断の象徴的空間である38度線上の板門店・共同警備区域(JSA)で起こった
謎の射殺事件。互いに異なる主張を繰り返す南北両国の思惑とは別に、中立国監督委員会
から派遣された女性捜査官ソフィーは事件の真相解明乗り出す。生き残った当事者達が
語ろうとしない秘密とは・・・そして、彼女が目にしたまったく予想外の「真実」とは・・・
第一級のサスペンスとしてもちろん、国境を越えた人間同士の心の交歓、追い込まれた
状況の中での切ない心情が暑く胸に迫ります。昨年から"韓国映画ブーム"にとどめをさす
究極の大本命!必見です!
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<感想>
真実を知ろうとすれば、かえって被害が広がるということも
あるってことですかね。
それと、戦場では、あまり友達を作らないほうがいい。
そうすれば、友達が戦死する悲しみも味あわないですむ。
マニアの目からすると、暗視ゴーグルが良かった。
(加藤健二郎)
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<感想>
「シュリ」を想像して観にいくと、まったく路線が違ってびっくりするはず。
捜査官役のイ・ヨンエが凛々しくもかわいかったのが印象的でした。
それよりも、現実のJSAに無知な私は、板門店の仕組みを見せられたこと、
ヘルメットのデザインなどがいちいち新鮮でした。そして、
こんなところに中立国の任務があったことも驚き。
題材のセンセーショナルさが把握できていないので、かえって
サスペンスとして楽しめました。大筋は予想通りの展開でした
が、府に落ちないところが、まだ頭の中でくすぶっています。
それは、私が韓国人でないからなのか?それとも軍人ではないからか?
鑑賞した人の感想をいろいろ聴きたくなる作品。
ラストのカメラワークが気に入りました。
舞台挨拶のソン・ガンホ(「シュリ」にも出演)は、いい声の
落ち着いた俳優でした。新幹線が気に入ったらしい。
(LU)
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