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「消える村 生き残るムラ―市町村合併にゆれる山村」 藤井 満 (著) 出版社: アットワークス ISBN4-939042-21-9 著者の藤井満くんから「またまた、しぶい本、出しました」という手紙とともに 送られてきた。テーマとしては、ミツルくんにしては革命的にメジャーなほうか もしれない。夕張市が倒産したおかげで・・。 とはいっても、しぶいミツルくん基準での「メジャー」だよ。 過疎地の村が合併されて、行政サービスが撤退してゆき、さらに過疎化が進んで ゆく動きを10年以上の期間を通して取材した地道で地道な密着ルポ。 地域は、愛媛県の過疎地帯、石鎚村、川辺村、惣川村、吉野川上流、別子山、柳 谷村、猪伏、面河村、広田村、中山町、久万町、旭集落、内子町、大瀬村、三崎 町、吉田町と、愛媛県に精通してない人でないと知らない地のことである。 つまり、「**村では」と書かれていても、ほとんどの日本人にとってはイメー ジが湧かないのだが、そこそこ写真も多めでいい。 で、ミツル君に質問。 以下の橋々、なんで屋根がついてるの? 本文に書いてあったのに見落としたかな。 |
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と、こんな感じで、写真はいっぱいあります。 あとは、地方自治体だけでなく代議士だとか青年団などなどの仕組みなどもわか る部分があり、愛媛県に特に思い入れのない人は、そういう視点で読むと、いい かもしれない。陳情だとか交付金だとか、介護保険だとか規制緩和だとかいろい ろなものの影響が絡み合っている。 でも、そういう視点だと、チャート図が欲しいけど。 そういえば、ミツルくん、絵とか図解、ヘタだったっけか。 |