活動送られてきたグッズ(書籍)

「夢の印税生活者」(講談社)




「夢の印税生活者」(及川眠子)
ISBN4-06-212135-2
<感想1>
「アーティストって何様?」っていう感覚、音楽業界にもあるんだね。報道写真
の世界でも、「芸術性」を言い始めたら、それは、「報道写真を続けられなくな
りました」っていうことだったっけか。「芸術だ」とか「アーティストだ」なん
て、作者が言い出しちゃったら、しらけちゃうよね。受け手がそう感じるかどう
かが大切なんだから。
 及川さんが作詞したそれぞれの曲目による収入の額や分類なども、しっかりと
明記してあって、18年間で4億円以上。
しかも「あなたも3日でできる作詞」なんつう項目があって、チョチョイのチョ
イぶりを伝授。この「チョイチョイのチョイ」は甘いワナかもしれないが、本当
にチョチョイのチョイである可能性もある。
「世の中、甘いはなし、楽して儲かるはなしって意外と多い」と思いたい。
思ってるだけじゃダメだ、実践しろってかい?

                        (ろくさん)
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「夢の印税生活者」だなんて、メチャクチャそそられるタイトルだ。
作詞家にまつわる幻想と妄想を切り捨てながら、実情を超具体的にさらけ出してい
る。さらーっと書かれているが、これは実力がある人じゃなきゃ書けない本だ。著
者は、音楽業界の特異さを強調しているが、そこで俎上にあがったキャラクターは
どの業界にも生息してるので、著者の対処方法は参考になるよ。
作詞家のお仕事は、天才型というより職人型であり、おいしそうで、そうでもなさ
エピソードがおかしいので、作詞家に興味がある人もない人も、笑いながら業界通
になった気になってしまう本。
                                                (明日)