「世界覇権国アメリカの衰退が始まる」
 著者：副島隆彦
 講談社
 ISBN4-06-211346-5

　デフレは止まらないという。物価が下がるというのは、一般庶民にとっては嬉
しいことだ。デフレで困ってるのは、経済界や政界のトップたちだけ。というこ
とは、日本のデフレスパイラルは、一般庶民がトップに突きつけた挑戦状かな。
東長崎機関は結成以前からデフレスパイラル誘導を宣言していたよ。
　日本は、金融市場を閉鎖・防衛せよ、という。徳川３００年の鎖国天下泰平を
実現できてる日本人にとって、簡単なことだ。世界を意識せず呑気に町民文化を
謳歌してればいい。
　投票率が低く、政治への関心が薄いという。国民の政治意識が高い国は、呑気
に暮らしてゆくことのできないダメダメ崩壊国家が多い。目指せ、投票率ゼロパ
ーセントのパラダイス国家。政府不在、無政府国家だが、ＧＤＰと国防支出は世
界第２位、貿易黒字は１位なんて、いいね。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（統制されたくない人）