活動送られてきたグッズ(書籍)


「防衛にかけたロマン」


     
  (ジャパン・ミリタリー・レビュー)
  著者・藤島正之
  (元・防衛庁長官官房長)
  ISBN4-88050-005-4


  まだ読んでないのだが、あまりにも独特の表紙なので、
  すかさず、このコーナーにアップしました。
  
  防衛に「ロマン」という形容をしてくれてる点が
  うれしいですね。だけど、東長崎機関の誰かのように
 「戦争にロマン」なんて言うと、悪人になってしまうが。

  藤島さん、1998年7月16日に、防衛庁でお会いしましたね。
  覚えてくれてないだろうなぁ。防衛白書の説明会のときです。
  しっかり熟読してから、ちゃんとした感想書きます。
              (加藤健二郎)

  <感想>

  印象に残った言葉。
 「公務員を志した者ならば、自分の手で法令を作り、
  それで政策を引っ張って行くことを夢見ているであろう」
  「公務員になった以上、誰でも法令を自分の手で作るのが夢である」
  と2度も、繰り返していること。
 
  著者は、自分の担当分野の予算を獲得するのが非常にうまい
  ようだが、そのしわ寄せはどうなったのだろうか?

                                 (某エンジニア)

  <感想>

  この本はどのような人に読まれるのだろう?
  共に働いた人々、現在の著者の関係者・・・。
  おそらく東長崎機関にかかわっていなければ
  縁がなかったであろう読者としての感想です。


  防衛庁=自衛隊=ひたすら軍隊のように訓練に明け暮れているという
  極端なイメージを持っていたかもしれない。
  でも、書かれていた防衛庁での仕事は、
  扱うものこそ違うが、私たちがいつも格闘しているものと同様だった。
  それ以上に、地道で辛抱強い職場であるという印象である。

  著者が強調されているところは、いろいろ問題になっていたり、
  誤解されやすいところと推測され、とても興味深かった。
  一般の会社なら気にならないところも、気にしなくてはならなかったり
  するからである。


  護衛艦「しらね」命名について笑い話として取り上げられていた。
  道理で、パンフレットに由来が書かれていなかったはずである(笑)


  インパクトの強い表紙とタイトルだが、中身は実直で地道な半生記でした。
                                                           (LU)