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春の雪:田老町餅つき大会120人



2014年3月28日。
3月末の田老町(岩手県宮古市北部)の雪はこんな感じです。
気仙沼で始まった「餅つき+バグパイプ」の文化は、北進して、田老町まで勢力
範囲を拡大してきました。餅つきでは、左の女性の腰の入り方と、一発つくごと
に杵のひねりを加えるプロ魂が素晴らしかった。しかし、そのことをカトケンが
だれに言っても誰もあまり反応してくれなかった。なんでだろ?
晴天の恵まれれば、雪のたくさん残る岩手県北部といえど3月は暖かい。
今回は、気仙沼の仮設住宅の人たちも、田老町の餅つき大会支援に参加。
被災者たちが別の地域の仮設住宅へ支援に行く交流はまだそれほど多くない。
田老サポートセンターでのイベントは、いつもたくさんの人が集まってくれる。
今回は約120人が参加とのこと。
前回の田老町イベントも大盛りあがり。
屋外での餅つきが約8割終ったところで、バグパイプの轟音は屋内へ突入。
轟音なので、耳を塞いでる人もいるが、気にしない気にしない。気にしても、音
を小さくできないのがバグパイプの強みか弱点か。
復興商店街や仮設住宅などでの気分高揚イベントをトレンドにする先頭牽引役と して、バグパイプ隊が各地に轟音を響かせることになった。バグパイプがすでに 通った復興商店街やその他会場では、他のジャンルの催しもやりやすくなってます。
最近は、バグパイプが先頭牽引役ではなく、バグパイプが便乗させてもらってま
す。もはや牽引役は、被災者たち自身という時勢です。
餅つき大会終了後、気仙沼仮設住宅からの支援者たちと、浄土ヶ浜へ観光。

続く