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流しそーめんスイカ割りバグパイプ



 
被災地仮設住宅の夏祭りは、
まず、ストレッチ(準備体操)から。
お祭りの開幕はハグパイプ。
仮設住宅の駐車場がお祭り広場に。
ヤキソバ、焼き鳥、おでん、フランクフルトなどなど。
イベントお祭りの「光商事」も参加。
バグパイプ隊は、まだ自室にこもってる人たちに
「お祭り始まったよ」を知らせにファンファーレ鳴りしまくりに行く。
スイカ割り。
ちゃんと割れたのは、参加者5人中1人だけ。
その1人が、自転車で日本全国旅行をしていて昨夜からボランティア団体に巻き
込まれた九州大学の崎山くんだった。さすがサイクリストは、目隠ししての直線
歩行バランス感覚。
焼き鳥が焼けてもスイカが割れなくても、 ハグパイプは鳴り続けるのが、気仙沼の五右衛門夏祭り。
流しソーメンは意外とみんな真剣勝負。
で、その真剣さに誤魔化されてついつい食べ過ぎちゃう。
復興商店街や仮設住宅などでの気分高揚イベントをトレンドにする先頭牽引役と して、バグパイプ隊が各地に轟音を響かせることになった。バグパイプがすでに 通った復興商店街やその他会場では、他のジャンルの催しもやりやすくなってます。
バグパイプ隊は、隣にある別の仮設住宅へも祭り告知ファンフレ。

去年2012年の段階では、近くの仮設住宅同士が一緒に遊ぶ明るいムードがな
くて、イベント司祭者たちも困っていたが、だんだん仮設団地の雰囲気を明るく
なってきて一緒に遊ぶようになった。
レッドホットバグパイパーの轟音に吸い寄せられて
バーベキュー大会と仮設住宅夏祭りに参加することになった自転車大学生の崎山
くんは、ボランティア活動を終えてそのまま自転車で南三陸方面へ南下していった。

2013年8月25日。
気仙沼市五右衛門ヶ原テニスコート仮設住宅。

続く