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アズィーザ隊雪中被災地行03:カボチャ寝



バグパイプを鳴らせば子供が喜ぶ。
これはもう、東北被災地での珍しくない光景。
雪が降ってもバグパイプおじさんは来るよ。

会津若松市一簣町長原地区仮設住宅。
2012年2月11日。
集会所の中では、アズィーザ隊の料理メンバーが作業開始。
カボチャ+鶏肉+タマネギによる、パンプキンシチュー。
エスニック料理で人気を獲得してきたアズィーザ隊の独自オリズナル料理。
ということは、日本人のオリジナルだから日本料理?
メインシェフは、イラク軍料理人の安田純平
料理の途中で、ぐーたら眠くなっちゃった。
煮込み時間の約2時間を睡眠時間にあてる予定だったのだと。
こういう「頑張らない」精神が継続の源だね。
これまでの東北被災地行き21回の中で、深夜発は14回だし。
そして、起床ラッパ、開幕ファンファーレのバグパイプが鳴る。
まず、集会所で。
仮設住宅地区全域を「ごはんですよ!」っつって歩き回れるのが
バグパイプの強み。
2WDハイエースは積載量が少ないと、雪道でよく滑ったね。
    
 ビストロ・アズィーザ隊

続く

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