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東京・大崎のアイリッシュパブ「ザ・シャノンズ」へ顔出したら、
イーリアンパイプスを弾くパイパーがいた。
これも、バグパイプだが、口からの吹き込みを使わないで、右脇の下に挟んだ
バッグを伸縮させて空気を送り込むので「吹く」ではなく「弾く」になるのか
な。2006年2月12日。
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これがドローン管。3本ある。
もっとあるように見えるが、金具がいくつかついているのはドローン管だはな
く、レギュレターだとのこと。レギュレターの役目は、ちょっと説明してもらっ
たのだが、イマイチよくわからなかった。
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これがチャンター。ドローンは一定音の連続なので、チャンターでメロディーを
作る。そのへんの構成は、スコットランドのハイランドバグパイプと同じだ。
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肘で押してるのが空気を吹き込むバッグ。
アコーデオンのような感じを想像してもらえばいいのかな。
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チャンターの一番上からバッグに繋がっている。
スコットランドのグレートハイランドバグパイプ(カトケンが愛用してるヤツ)
は、「音がデカすぎる」と敬遠されることもあるが、このイーリアンパイプはか
なり大人しい音だった。というか、想像していたよりも小さい音だった。それ
は、スコットランドの轟音に耳が慣れてしまってるからなのであろう。
グレートハイランドバグパイプに比べると、かなり部品や可動部分が多く繊細な
感じだ。こういう違いからでも「スコットランド人は田舎者だ」って、英国内の
上品な民族たちから笑いものにされてるのもわかるね。
田舎者は、声もでかいし音もでかいってか。
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