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常岡浩介のイスラム教概論



神谷町「ルパン」にて、2004年4月9日、第2回ニシムクさむらいの会で
「私はイスラム教徒になったか」と題した常岡浩介氏の講義が行われた。
前日の4月8日、拘束された高遠菜穂子さんの友人としてテレビ出演したりの
大忙しのなか、大学の講義のようなマジメな解説が披露された。

こういう時期だけに、ムスリムの歴史、現状、今後の道、日本におけるムスリム、
イスラム教国家と日本の関係、イラクにおけるイスラム教の流れ(サダム時代と今
との比較)、等々・・・興味深い話をじっくり聴くことができた。
質疑応答では、自爆テロもマジメに話題になってたね。
世界で最もイスラム教についての知識がない日本人のうち、参加者はちょっと
お利口になったかも。

勉強になったし、あまりに知らないことだったので面白かった。でも、肝心の
「何故イスラム教徒になったか」は、わからなかった。という感想が多かったよ。

レクチャーの後は、3月まで滞在していたイラクのことや高遠さんのこと、
アンマンからのルートのこと・・・を熱く語ってくれた。
不敵な笑みを浮かべてるのは、出席者の中でひときわ目立っていた怪しい貿易商・
西本淳弥氏である。前夜の追突事故でムチウチ状態にも関わらず、この状態で商圏
拡張にトルコへ向かう筋金入りのビジネスマンだよ。やっぱ、首は鍛えておかなきゃ。

次回のニシムクさむらいの会は、6月に開催される予定だ。