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チェチェンの人達は、踊りや歌や音楽、文化的なことに長けた才能をもっています。 テロや暴力、戦争、そんなイメージだけでチェチェンを語ることは間違いです。そし
て、私達は文化を通じてチェチェン人と友人になれるはずです。ならば、下記の映画 上映会が、チェチェン人を知るためのかっこうの機会となることでしょう。 史上初チェチェン語による短編映画『MARSHO=自由』や、チェチェン人民族舞踊家の 活動を追ったドキュメンタリーフィルム『踊れ! グローズヌイ』のほか、チェチェン 人ジャーナリストのザーラ・イマーエワさんのドキュメンタリービデオ『子どもの物 語にあらず』では、チェチェン難民の子ども達へのインタビューが見られます。9月 27日には、これらの3つの作品が上映されますので、どうぞ皆さん、この機会にチェ チェン映画をご覧になって下さい。 (上映会に興味を持ってくださった方は、予約専用アドレスまで、予約のメールを入 れてくださると助かります。詳細は下記にアリ。) |
「MARSHO=自由」 2002年 ムラド・マザーエフ作品 38分劇映画 チェチェン/グルジア 日本語字幕 2003年: スイス・ロカルノ映画祭人権部門上映 作品 ソ連時代チェチェン語で劇映画が製作されることはなかった。2002年、トビリシの演 劇映画大学に学んだ一人の青年が、グルジアの映画人たちの支援を受けて完成した、 史上初のチェチェン語による短編劇映画。抵抗運動に参加した青年の生と死を通じて チェチェン人の心を描く。 |
「踊れ! グローズヌイ」 2002年 ヨス・デ・プッター作品 54分ドキュメンタリー・フィルム オランダ/チェチェン 短縮版 英語字幕 2003年: 第1回シカゴ国際ドキュメンタ リー映画祭グランプリ作品 2003年: 第8回サンクトペテルブルク「人類へのメッ セージ」国際映画祭「ケンタウルス」賞 |
98年以来チェチェンをテーマに取り組んできたオランダ・ドキュメンタリー界の鬼才 が放つ最新作。民族舞踊家ラムザン・アフマードフは第2次チェチェン戦争下もグ ローズヌイに踏みとどまって、民族の誇りである民族舞踊を子どもたちに教え続けて いる。彼と40人の子どもたちが困難を克服してヨーロッパ公演を続ける姿を追う。ロ シア軍占領下の首都グローズヌイの貴重な記録を含む。 |
太鼓は、ヴォタ、アコーデオンは、ケハト・ポンドゥルと呼ばれる。どちらもチェ チェンの民族音楽を演奏する上で欠かせない楽器だ。写真は「踊れ!グローズヌイ」 より。 |
「子どもの物語にあらず」 2000年 ザーラ・イマーエワ作品 29分ドキュメンタリー・ビデオ チェチェン/アゼルバイジャン 日本語字幕 第2次チェチェン戦争で難民となった4歳から12歳まで15人の子どもたちが自らが体 験した爆撃、肉親の死、兵士の略奪、辛い逃避行を証言する。現代の植民地戦争の全 てを見た子どもたちは、今、何を考え、何を夢みるのか? チェチェンを代表する女 性ジャーナリストの細やかな視線が、見る者の胸を突く。 |
============================================================================ 日時 2003年9月27日 13:00 開場 1部13:30−17:30 2部18:00―21:00 会場 東京都文京区 文京シビックセンターB1F 生涯学習センター 学習室(定員60名) 営団地下鉄丸の内線、南北線「後楽園」・ 都営地下鉄三田線、大江戸線「春日」5番出口 地図 参加費 1000円(資料代を含む) ※※予約専用アドレス infoche@vmail.plala.or.jp 当日でも入場いただけますが、当日の受付事務の簡略化やお席の確保のため、 ぜひ事前の予約にご協力ください。(1部、2部のうち、どちらの上映をご 希望かを明記の上、お名前、メールアドレス、その他の連絡先などをお書き になり、予約専用アドレスまでお知らせください。 作品解説: 岡田一男(映像作家・東京シネマ新社代表/下中記念財団EC日本ア ーカイブズ所長) 主催: 教育・科学・文化の記録映像を見る会 協賛: アムネスティ・インターナショナル日本/チェチェンの子どもを支援す る会/チェチェンニュース編集室/ChechenWatch 問い合わせ:kazuokada1@hotmail.com 映画上映会 関連HP 写真と資料提供/東京シネマ新社 |