活動活動報告| 米国テロ関連

イラク空爆反対デモ(11月20日)



ユーゴ空爆に関しては、東長崎機関メンバーが、ユーゴスラビア政府から拍手喝采される
記事を書いたためか、11月20日の空爆反対マイナーデモのお誘いは、東長崎機関メン
バーにもきていた。
2002年11月20日、12:03。
「アメリカ! 武装解除しろ!」と叫んで突っ込んできた右の街宣車は、
右翼「大地社」だ。
大地社の総裁・水谷氏は、ミャンマーのカレンで戦っていた元義勇兵。
イラク人のアルバクリ・ハッサニ氏は、「アメリカ大使館のキミたちには、日本語で言っ
ても英語で言っても通じないからアラビア語でも言います」と3ヶ国語スピーチ。
アメリカ大使館からも出てきて、こっちの写真を撮ってる。「アーユーCIA?」

2番手スピーカーのスレイマン氏は、ボスニア人。
「ハッサニは、言い方が優しすぎる。アメ公には、これくらい強く言わなきゃダメ!」
とばかりに、
「キミたちは敵だ」「ヤンキーゴーホーム」と声が枯れるても叫び続けた。
攻撃的スピーチに、ついに、警察も動きだした。
締めは、右翼「一水会」代表の木村三浩氏。木村氏は、イラク訪問20回。新婚旅行も、
イラクへ行っている。

ハッサニ氏は、このデモの予告スピーチをした11月11日に、
「日本は、欧米に比べるとデモが全然盛り上がらない。アメリカでさえ、数万人規模で集
まるのに。日本人からは正義の為に行動を起こすサムライの心がなくなってる。日本人、
寂しい人たちになってしまった」と言っていた。

そして、当日、デモにきたのは、約15人。確かに、日本人、寂しくなったね。
TBSは取材に来ていたけど、天下を動かすCNNはきてなかった。
アメリカ大使館ゲート前の車止め。
外交官ナンバー車も、厳重にチェックする。
東長崎機関メンバーは、1998年11月
21日発売の月刊「フォーサイト」では、
コソボ紛争の情勢に関係なく、アメリカは、
ユーゴを空爆したいから、するんだ」とい
う記事を掲載していて、これがユーゴスラ
ビア政府に拍手喝采された。