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防衛庁長官官房オピニオンリーダー 6
海上自衛隊の哨戒機P-3Cに搭乗して沖縄周辺海域の上空を視察飛行した。 |
バンク30度で左旋回。前方の陸地は、沖縄本島・米軍・キャンプシュワブ地区。 |
今度はバンク50度で右急旋回。パイロットの操縦が巧いと、バンク角をこれく らい深くしても、傾いている感覚が体にこない。空気力学的な「滑り」がまった く発生していないからである。P-3Cのパイロットは非常に巧かった。旅客機 でバンク30度もとったら、かなり傾いて感じることだろう。ちなみに、国内線 では、エアドゥーのパイロットは巧かった。 |
P-3Cのコックピットには3名が座っている。左からPILOT(正操縦士) FE(機上整備員)CO-PILOT(副操縦士)であり、PILOTまたはF Eで階級が上のほうが機長となる。つまり、パイロットでなくても機長になれる わけだ。 |
蒼い海とサンゴ礁群。サンゴ礁は、島を囲むように環礁になっていて、そこに波 がくると白く砕ける。 海面に移る機影は、我らの乗るP-3Cだ。 |
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