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実演不能な威力

陸上自衛隊富士総合火力演習<5> 会場の様子




まだ笠雲がかすかに残る富士山。
演習開始のころには、完全に姿が
見えなくなった。
    ギャラリーのスタンドは、いい天気。
    Bスタンド最上段では、自衛隊記録係が
    ビデオ記録の準備をしていた。

    最前列は午前6時には埋まってしまうらしい。

    開始前2時間は、スクリーンに各部隊の
    手作りビデオが映し出される。

    ほとんど文化祭のノリで笑える。
Eスタンドは、開始2時間前にはすでに満席になり、
余裕だと思ってたBスタンドも通路までいっぱいに
なり、ギンちゃんも岩登りのようにスムーズに
あがって来れない。
 土埃が舞わないように、開始直前まで
 消防訓練のごとく放水車が走りまわっていた。


 そんなわけで、演習後の地面は、
 どろどろ(右画像)
近頃の火砲は、強力になっているため、
危険すぎて実演できないものが増えている。

そんな装備の紹介時は、

ファッション・モデルよろしく
ギャラリーの前に出てきてくるくる回ったり
セッティングだけして、
「威力は、スクリーンをご覧下さい!!」
である。
かつては、知る人ぞ知るイベントだったのに、今や溢れ返るギャラリー。
売店の陸上自衛隊の帽子は、ピカ一(Kinki Kidsの堂本光一)が同日TVで
着用していたらしく、ギャルに引っ張りだこの大人気だった。
陸自の迷彩柄は、「本物」だから人気、でもあるらしい。
こうして、ミリタリーマニアの裾野も広がっていくのかも。

続く