活動報告


ジュエリー下見会 & 宝石特別講義

 

10月12日、京橋の諏訪貿易において、ho-seki.com の商品の下見会が行われた。

このイベント、いつも販売対象のジュエリー以外に目玉展示があるのだが、
さて今回は?
目玉展示その1(または特別講義その1)


村地美穂さんが手にしているのは、総額1億円以上の産地別サファイア見本。

  モゴック産:美しいブルーだけどちょっと堅い印象
  スリランカ産:色が薄め
  カシミール産:色味が強く深く、しかも柔らかい華やかさがある。
             もはやアンティークにしかないと言われる幻のサファイア(←勝手に呼称)で
             ジュエリー関係者でも実物を見たことのない人がたくさんいる
  オーストラリア産:う〜ん。他産地のと並べると真っ黒に見える
  マダガスカル産:色味はあるけど、深みがない
 
 こんな贅沢な感想を持ってしまうくらい、カシミール産の美しさは群を抜いてる。
 その産地は、今は戦場である。
しょせんデジカメ画像。
とてもこの美しさは伝わらない。
カシミール産サファイア・リングを試着中。
1200万円也。
サファイア基礎講座として、無処理/処理、色、クオリティ、シルクインクルージョン、
サファイア結晶についても、実物を見ながら学んだ。
目玉展示その2(または特別講義その2)
	  
これまたコレクターズ・アイテム級のいろんなトパーズ。
ピンクとオレンジの混じった微妙な色合いのインペリアルや、
熱処理でキラキラのピンク。
そして、鉱物おたくの男性もうなったレッド・トパーズ。

ちなみに、鉱物マニアから来る男性の宝石コレクターは
多いのだそうである。
販売対象のジュエリーも、粒ぞろい。
と思ったら、品質が基準以下のものは、
お断りしているのだそうだ。
ジュエリーにはちょっとうるさい村地さんは、
ちゃんとウラを点検して、感心していた。
美しいだけでなく遊び心
のあるジュエリーが多い。
これは、4色のジュエリーが
3つずつ埋め込まれたリングで
中央部分がクルクル回る。