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京都大学ボヘミアン物語

(加藤健二郎 2024)


京大OBから東長崎機関に送られてきた。

大学生活はバカなことしまくって人生を学ぶんだという風潮が、 昭和時代にはあった。では実際にはどんな風にバカしてたのか。 将来役に立つからなんちゅー発想はつまんない。今を徹底的に 楽しむ。そんな大学生活を経て大人になった京大生たちが別に 令和の今にいたっても、偉くなってるわけでもないところが、 押しつけがましくなくてなかなかいい。

 野外活動で出会った先輩の言葉に影響され実行しそのことを 学友に伝えると「頭へんになったんちゃうか?」とバカにされ 「なぜボクが言うとダメなんだろう」と。「お前は中身がない からなにを話してもつまらない」この空気感が宝物。

 頭も良くて努力もし実行力もある受験勝ち組であるはずの 京大生が合コンでうまくいかない〜なにが欠けてるかがわかり やすすぎる。これぞ大学生活で学ぶもの。。天下の京大生ゆえ、 バカっぽな行為の隙間にインテリ的なことチラリズム。バカな ことを全力でやる、今を全力で生きる。今は将来のための準備 期間ではない。

京都大学ボヘミアン物語