コマンド戦略といえば、バグパイプとキルト（スカート）兵である。 映画主題歌は、スコットランド・ザ・ブレイブ（バグパイプ曲としては最もポ ピュラー）から始まって、途中から米国の曲になり、間奏にチョロリチョロリ と、スコットランド・ザ・ブレイブの一節が混じる。

カナダ軍中隊の行進におけるバグパイプ兵の配置から、かなりの長距離行軍であ ることがわかるシーンがある。中隊に配属されているバグパイプ兵５人のうち１ 人が常に演奏を休んでいる。つまり、行進距離が長くなると、１人ずつ演奏を休 憩しつつ連続演奏する態勢である。

最前列、バグパイプ３人
２列目、バグパイプ１人＋大太鼓１人
３列目、小太鼓３人
４列目、少佐
５列目、先任伍長
６列目、予備バグパイプ兵１人＋兵２人
７列目以降、３列縦隊

最前列（先頭からだと６列目）右の兵士は、 バグパイプ持ってるけど演奏してない。お休みタイム。

この中隊は、隊長がアイルランド人少佐で、隊員はスコットランド人が約半数の ようだ。この中隊のキルト（スカート）は、おおまかにみて、赤系、青系、グ リーン系の３種類がある。また、キルト着用してない小隊もあり、これは、アイ ルランド人とかイングランド人の部隊なのだろうか。

アメリカ人の誕生日パーティーにもバグパイプは欠かせない。

バグパイプをこういうふうに肩にかける持ち方があるとは、 この映画で、はじめて知った。