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ボプタツワナの入国スタンプ。 幻の独立国「ボプタツワナ」のスタンプをゲットするのは、なかなか難しかっ た。それは国境なんてあってないがのごとしの政治的な特別地域だったからだ。 もちろん、出入国管理ゲートはないし係官もいない。 では、東長崎機関はなぜこのスタンプをゲットできたのか。 それは、しつこい国境マニアだったからである。 朝日新聞のアフリカナニア記者も、「おおおぉぉ、幻のボプタツワナ」と絶叫 し、このスタンプがあっただけで、東長崎機関氏はアフリカ展への参加を依頼さ れた。 |
ボプタツワナとは、南アフリカ共和国内に点在する黒人独立国である。 南アフリカのアパルトヘイト政策の中で、黒人居住区をホームランドとして独立 させて見捨ててしまう政策があり、そこにボプタツワナがあった。 ボプタツワナの独立は1977年12月5日だが、国連など国際的なところから は一切承認されず、1994年4月27日に消滅する。 幻の国・国境マニアとしては、1995年8月に消滅した スルプスカ・クライナも見逃せない。 |
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