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ブリュッセル。世界最古のアールヌーヴォーなアーケード、ギャルリー・サンチュベールは そこを歩くだけで、優雅な気分になれる。 |
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さりげなく球根花が飾られているところがぜいたく。 |
でも、あれれ。この植え込みはちょっと乱れてるね。 朝はもっときれいだった気がするのだが。 |
こっちは乱れてるなんてもんじゃないぞ。 これ、撮影のために引っこ抜いたんじゃないからね。 |
これも、球根がむき出し。というか、球根ごと持ち去られているよ。 1度だけ、花を引っこ抜いてバッグに突っ込んでる人を見かけたが、観光客では ない雰囲気だったなあ。持ち去ってどうするんだろう? こんな由緒ある美しいアーケードだというのに、花泥棒?? 朝から昼までの間に、いったい何があったんだ?そしてこの後どうなるんだ? 花がなくなっちゃうよ。 |
と、心配していたら、なんと。 遅めの夜になると、なぜか花がぎっしり復活していたのであった。 毎日、通行人に引っこ抜かれても引っこ抜かれても、人の少なくなる時間帯に しっかり植え直しているようなのである。 美しい観光の維持は大変なのである。 |
だから朝はちゃんと花がいっぱいだよ。 「ストップ!花泥棒」などと見苦しいステッカーを張り巡らすことなく、 花泥棒の監視カメラ映像をテレビニュースで放送しまくったりすることなく、 ドライなメンテナンス体制がきちんとしていることに感心するとともに、 後味の悪さが残ったのであった。 |