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日本外務省によるバスポート取り上げは、外国メディア関心の的になり、外国人
特派員協会で緊急記者会見となった。 |
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日本は、パスポート(旅券)返納命令というものが、
安易に適用される国になってきた。「安易に」という部分が、今後への懸念にな
るとの見方だ。 |
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これが、日本国外務省による旅券返納命令書。
まあ、北朝鮮を筆頭に、外国渡航が一部特権階級だけのものという国は世界にた
くさんあるので、日本も、そういう国になろうとしているのかもしれない。 |
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今回、旅券返納命令を受けたのは、杉本祐一さん。
東長崎機関とは、2003年4月のイラク戦下で、約2週間寝食を共にし、
バグダッド陥落の瞬間を共に体験した仲だ。
地方(新潟)在住で、地味に活動していた杉本さんを狙いうちしたのは、大騒ぎ
にならないように前例作りをしてしまいたい、という外務省の考え。将来的に
は、日本国民の多くに対する渡航規制などを法制化しようという流れだろう、と
の見方をする法律専門家もいる。役所にとって、「前例作り」は大きい。
「東長崎機関とイラクにいたなんて、どうせ、変な人なんでしょ」と他人事だと
おもってると、ジワジワと善良な一般日本国民にも適用が広がってくよ。目的は
そっちにあるんだから。変なオジサン1人捕まえるだけのために一流国家官僚様
が動くわけない。2人目は誰かな?
狙われるのは、世論に擁護されない知名度低い人、嫌われる要素を持ってる変な
人、東京に出てくるにも労力かかる地方在住者・・・。 |
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欧米人からの意見質問の中に以下のようなのもあった。
「欧米では、パスポートの所持は国民全員の基本的な権利だが、
日本では、政府から国民へのプレゼントみたいなものかと」と。
日本に住んでる欧米人、よくわかってるね。
パスポート以外にも、日本人には役所に対してそういう感覚のモノ、たくさんあ
りそう。日本には、人々が市民権を勝ち取った歴史はなく、日本人の持つ権利の
多くは、お上(官僚)からご褒美(お小遣い)みたいに貰ったもの。だから、お
上のご機嫌を損ねる子は、良い子たちから「国賊」と嫌われる。
(財)日本外国人特派員協会記者会見映像 |