ヒマヒマヒマヒマモード |中国/四国

美談と木質化




「美談」という文字が、それっぽくない感じで表示されている。
こども美談、大人美談?

駅の券売機のボタンだ。 
島根県松江市出雲市を走る一畑電車・出雲大社前の駅です。
で、美談というのは、彌太彌社(三太三社)が由来の美談町、ということで、
「みだみ」と読むそうだ。

        
一畑電車は、映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の舞台
になったところで、ステンドグラスの洒落た出雲大社前駅は、国の登録有形
文化財とか近代化産業遺産にも指定されている。 
電鉄出雲市駅まで乗ってみよう。まずは、松江しんじ湖温泉駅行きに乗る。
これは、フツーの車内だった。
川跡駅で乗り換え。
 一畑電車は、日本各地のいろんな会社の車両を使っているので、
いろんなデザインの車両が混じって走ってるよ。
乗り換えた電鉄出雲市駅行きの車両は、
車内に見慣れないパーティションがあるぞ。けっこう本格的な衝立だ。
下の穴は、荷物を置けるスペースかな。
なんと、木で囲まれたプライバシーの守られた空間でした。
一畑電車のサイトで報告されている、2014年夏の「5000系車内を木質化」の
結果がこの車両のようだ。出雲大社駅も木質化済。

通路を挟んで4人用と2人用のボックス席があるのだ。
もちろん木の床だよ。
この車両に乗るのを目的にしたいくらいの、居心地のいい観光電車だよ。

「木質化」という言葉は聞き慣れないが、全国でそのような取り組みが
始まっているんだね。楽しみだ。